コロナ中の2021年に導入したフランス原産のいちじく。近所のホームセンターで購入。
夏秋兼用種で白い実をつける。原語のつづりは「Violette de Argenteuil」で、検索するとどうも黒い実のようだ。国内流通品は別品種の「ブランシュダルジャンテイユ」ではないかという噂もあるらしい。「Violette」はフランス語で紫色の意味だし確かに怪しい気がする。
親株は我が家ではとにかく樹勢がよく、去年までかなり場所を取っていたので今年は思い切って去年以上に強剪定して切り詰めた。果たしてどうなるか。
発芽する前で葉がないため蒸散が追いついてないのか?4月中旬の朝方と夕方に幹から水がしみ出していた。ちょっと心配したけど5月の今は全然そんなことはなくむしろ水切れのほうが心配。
置き場の日照条件はそんなに良くないはずだけど、この品種は生育旺盛で植え付け一年目から実をつけ、さらに剪定枝で挿した挿し木も一年目に実をつけてくれた。根を伸ばしながら実をつける驚きの樹勢の強さを感じた。
ただ植え付けてから年数が経っていないせいか、我が家での味はまだまだあと一歩もの足りないという感じ。2024年は美味しい実が食べられるかなあ。
トップの写真は4月22日に撮影。2024年、2年目の挿し木苗です。
ちなみに下の写真は同じ苗の3月2日の状態です。
たった1ヶ月半でよくもまあここまで葉を茂らせ、3月には点だった蕾を風船みたいにここまで膨らませることができるなあと…いちじくの生命力にはつくづく感心します。
下から1~2つ目の実は前年の秋果が越冬したもので、下から1つ目は今干からびた状態で枝にくっついてます。自然落果はまだしないのかなあ。2つ目の実は冬から変化なく緑色の状態で枝に残っています。全然大きさが変わらなくて成長している気配がないのでこれもそのうち落ちると思います。でもギリギリ枝にしがみついてる実のその様子が可愛いんですよねえなんだか。
こないだあげた写真は植え付け1年目に取れた実の写真ですが、白いのがこの品種になります。見ての通り小さいですが甘みが凝縮されている感じの味でした。
黒いのは確かドーフィンですがちょっと記憶があいまいです。